今日23日(金)、午後1時に招集された通常国会冒頭で衆議院議員が解散した。石破総裁率いる自民党が参議院選挙で大敗して以来、この国の政治は混乱に次ぐ混乱で、経済もまたその混乱の波を被り、令和の米騒動が象徴するように国民の生活もまた混乱した状況の中で、「アタシを認めてね!」解散とか。バカ。
2026年1月21日19時過ぎ、東京電力柏崎刈羽原子力発電所6号機が再稼働を始めた。2011年の福島第一原発事故以来東京電力では初めての再稼働が、ついに。だがこれもまた混乱に次ぐ混乱、異常事態だ。
本当は20日に再稼働を予定していたが前週に制御棒の動作不具合が発生して延期された。のみならず、再稼働した翌日22日の未明(実際には再稼働数時間後)には、制御棒引き抜き作業中警報が鳴り作業を中断した。当然ながら2月26日からの営業運転は断念となるだろう。
浜岡原発も再稼働に向けた審査において地震の揺れに関するデータを意図的に過小評価するよう操作していた。安全規制に対する暴挙だと原子力規制委員会に言われる始末。日本の原発の全てに対して(?)マークをつけざるを得ないほど信頼を揺るがせたと、東京電力及び中部電力はわかっているだろうか。
実際稼働している原発もその殆どが耐震性の点で安全が疑わしいことは樋口英明裁判長の「樋口理論」が論破している。しかし、出来たての「中道改革連合」はそこに参加する議員に「原発再稼働容認」を要求した。原発に対する国民の不安には応じない、国民の心配の声は一切国会には通らないことになる。
海に囲まれたこの国で海に面して50基を超える原発(つまり悪意ある「敵国」にとっては簡単で最高の攻撃目標)を持ちながら、「わが国を取り巻く安全保障環境は戦後最も厳しく複雑な状況にある」として日米同盟の強化、防衛力の増強に、政界挙げて突き進もうとする。いったい何を考えているのか。バカ。
2026
25Jan
四谷快談 No.252 国が行き詰まっているとしか


